2017年9月12日火曜日

オバマ大統領はインドネシア語ができる Presiden Obama bisa berbahasa Indonesia.

米国のオバマ大統領は、子供の頃インドネシアに住んでいたのでインドネシア語ができる。お母さんの再婚相手はインドネシア人で、名前はロロ・ストロという。インドネシア訪問時、大統領は英語の演説の中でインドネシア語を少し使い、インドネシアの聴衆にすごく受けていた。ユーチューブで今でも見れる。

Pidato Presiden Obama di Indonesia

オバマ大統領の演説の中に出てくるインドネシア語:

"Indonesia bagian dari diri saya." インドネシアは私自身の一部です。
"Loro Soetoro"  ロロ・ストロ、オバマ大統領の二番目のお父さんの名前
"Sarinah" サリナ百貨店
"Becak" 人力車
"Bemo" ダイハツ・ミゼットの乗り合いオート三輪
"Menteng Dalam" メンテン・ダラム、地名
"Sate" サテ、甘辛いピーナッツソースだれの焼き鳥
"Bakso" バソ、ミートボール・スープ
"Bakso, Sate. Enak ya." バソ、サテ、うまいネ。
"Bhinneka Tunggal Ika" 多様性の中の統一
"Sebagai penutup saya mengucapkan kepada saudara rakyat Indonesia terima kasih atas ... terima kasih. Assalam alaikum." 
結びの言葉として、私はインドネシアの人々・兄弟にありがとうございますと述べさせて頂きます。ありがとうございます。アッサラーム・アライクム(あなたがたに平安がありますように!とういう意味のアラビア語。インドネシアのイスラム教徒がよく使う挨拶)。
* Bhinneka Tunggal Ika (= Berbeda-beda tetapi tetap satu)
「ビネカ・トゥンガル・イカ」は古代ジャワ語。インドネシア共和国の国是・モットーであり、金色のガルーダの国章・紋章にもしっかりと書かれている。英語では「Unity in Diversity」と訳され、日本語では「多様性の中の統一」と訳されている。宗教や民族や考え方や文化や地理や言語や人種や性別など、みんな色々違うけど、ばらばらにならず、いっしょになかよくやっていこう、という考え方と私は解釈している。


* インドネシア語で ca は「チャ」と発音するが、英語では ca は「カ」と発音するので、オバマ大統領は英語につられて mengucapkan を「ムングカプカン」と発音している。