Nama saya Hasan.
Nama saya Hasan.
Saya orang Indonesia.
<単語>
nama なまえ
saya わたし
Hasan ハサン(男の名前)
orang ひと
Indonesia インドネシア
「名前」のことをインドネシア語で nama といいます。さっそく単語をひとつおぼえましたね。
「私の名前」と言う場合、例えば、英語なら my name となりますが、インドネシア語では「名前」「私」と語順が逆になり、nama saya となります。後ろの語が前の語を説明する形になります。
例えば、「あの黒いねこ」なら、
あの itu
黒い hitam
ねこ kucing
kucing hitam itu となります。
最初の文の訳 → わたしの名前はハサンです。
Nama saya Hasan.
「です。」に相当する語がないけど・・・?
はい、ありませんが、インドネシア語ではこれでわかります。
orang Indonesia インドネシアのひと、インドネシア人
先ほど説明しましたように、語順が日本語とは逆になるので、「ひと」「インドネシア」という語順になります。
「日本」のことをインドネシア語で Jepang と言います。「黄金の国・ジパング」で類推できますね。
それでは、日本人のことをインドネシア語で何といいますか?
orang Jepang ですね。
<単語>
orang Korea 韓国人、朝鮮人
orang Tionghoa 中国人
orang Brazil ブラジル人
orang Pilipinas フィリピン人
Orang Malaysia マレーシア人
orang Amerika アメリカ人
orang Singapura シンガポール人
orang Belanda オランダ人
orang Perancis フランス人
orang Vietnam ベトナム人
orang Selandia Baru ニュージーランド人
orang Finlandia フィンランド人
orang Sri Lanka スリランカ人
orang Jerman ドイツ人
動物園にいるオランウータン orang hutan は、インドネシア語で「ジャングルにいる人」という意味です。昔は、オランウータンは動物ではなく、人間として見なされていたのかもしれません。
二番目の文の訳 → わたしはインドネシア人です。
Saya orang Indonesia.
<発音>
わたしたち日本人にとっては、英語と比べると、インドネシア語の発音はとても簡単そうです。ただし、似た発音で区別すべきものは区別して発音に注意しないといけません。
今回の文章では Hasan と orang の n と ng の発音に注意しましょう。
n 舌先を上あごにつける
ng 舌先を上あごにつけない
日本語では n も ng も「ん」と表記し、とくに区別しないので間違いやすい。インドネシア語の場合、区別しないと意味が違ってくることがあり、通じません。
例えば、先ほど出てきたオランウータンの hutan ですが、hutang と発音すると「借金」という意味になりますよ。
それでは、下記の日本語をインドネシア語に翻訳してください!
私の名前は山田です。
私は日本人です。
(答え)
Nama saya Yamada.
Saya orang Jepang.